韓国ドラマ『オアシス』1980年代を背景にした名作! 見どころ、感想、あらすじ、相関図、配信etc…

こちらの記事では、

人生でたった一度の初恋を守るため、熾烈な人生に身を投げた3人の若者たちが自分だけの夢と友情を描いた1980年代を舞台にした韓国ドラマ

『オアシス』についての情報を載せていきます。

 

  1. 『オアシス』作品紹介(配信日時、視聴方法含む)
  2. 『オアシス』見どころ感想&評価
  3. 『オアシス』あらすじ
  4. 『オアシス』相関図
  5. 『オアシス』キャスト&登場人物の紹介

上記のことを書いてますが、

韓国ドラマ『オアシス』はまだ放送途中なので、随時追記していきます。

パク・ケムチ
シリアスな展開ばかりでなく、コミカルなシーンも多々あるので見やすい。何よりメチャクチャ感情移入しちゃうので、見れば見るほど深みにハマっていくオススメドラマ。
目次

韓国ドラマ『オアシス』作品情報

韓国ドラマ オアシス 作品情報 

韓国ドラマ『オアシス』の作品情報を(監督、話数、韓国語タイトルなど…)簡単にまとめましたので、載せておきます。

『オアシス』
韓国語
タイトル
오아시스
英語
タイトル
Oasis
主演 チャン・ドンユン
ソル・イナ
チュ・ヨンウ
ジャンル ヒューマン
社会風刺
レトロ
時代背景 1980年〜1990年代
放送
放送年
(韓国)
2023年3月6日 〜 4月25日(予定)
放送局
(韓国)
KBS2
話数 全16話
1話あたり
放送時間
70分前後
制作
監督 ハン・ヒ監督:『奇皇后』『新入社員』『Dr. JIN』『グッバイ ミスターブラック』
脚本 チョン・ヒョンス作家:『チェオクの剣』『朱蒙』
関連サイト
公式サイト

 

いつから!?『オアシス』配信日と視聴方法

韓国ドラマ『オアシス』は、2023年3月6日 〜 4月25日までの間で、毎週(月曜)(火曜)の21:50〜放送。

  • 配信日:2023年3月6日〜

まだ放送直後なので、1週間まちの間は他の面白い作品もチェックしておきましょう。

韓国ドラマ『オアシス』が見れる動画配信サービス

今現在(2023年4月)ではNetflixやU-NEXTなどでの配信はなく、

日本から韓国ドラマ『オアシス』が視聴できる動画配信サービスは『楽天Viki』のみ。

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楽天Viki 方法

韓国ドラマ『オアシス』見どころ&評価

ここからは、韓国ドラマ『オアシス』の見どころ感想について。

『オアシス』は韓国の激動の時代を背景にした作品

韓国ドラマ『オアシス』はドラマの企画意図からも分かるように、1970年代末から90年代まで続く激動の韓国を背景にした作品で、

人生の一度の初恋を守るため、熾烈な人生に身を投げた3人の若者たちが自分だけの夢と友情を描いた物語です。

韓国ドラマ『オアシス』企画意図

戦争と分断、民主化運動と高度経済成長。最後に迎えたIMFが終わるまで、韓国社会は激動の近代史を経てきた。

人も社会も傷ついた時代だった。

 

しかし、そんな時代の中でも我々の青春たちは野生の花のように咲き、互いに愛し合った。

肥沃な肥料を食べて育ったわけではなくても、当時の大雨や嵐は若者たちにとってロマンスであり、愛の肥やしとなった。

このドラマは、間違った社会価値の中でも純粋に愛と友情を分かち合った3人の若者たちが世の荒波に打たれながら曲がり、焼かれ、破壊されながらも、純粋で無垢な時代に戻ろうとした愛と友情を描こうと思う。

また、この熾烈で切ない3人の青春を通じて、この時代を生きていく若者たちに、私たちの生活と国の未来に必要なものが何であるかを一緒に考えたい。

このように、韓国ドラマ『オアシス』は1970年代末から盛んになった民主化運動から1990年代のIMFに至るまでの激動の時代を背景にした物語。

1980年代の韓国についての補足:

韓国は朝鮮戦争後の1960年代から1980年代にかけては軍事独裁政権で統治された国で、

「1979年に起きた朴正煕(パク・チョンヒ)暗殺事件」

「1980年に起きた光州(クァンジュ)事件」

「1987年に起きた韓国民主化闘争」

などなど、数々の事件や出来事が起きた激動の時代が1980年代。

 

大学生を筆頭に市民たちが反政権を掲げ民主化運動デモを起こし、数多くの死傷者を出しながらも1987年6月にようやく民主化が宣言され、

1993年に新しい文民出身の大統領、金泳三(キム・ヨンサム)が選出されたことで32年間続いていた独裁軍事政権が消滅しました。

その後、1997年には朝鮮戦争以来で最大の困難と呼ばれた“アジア通貨危機(IMF)”が起こりました。

パク・ケムチ
激動の時代を生きる若者の青春を描いているので、韓国ドラマ『5月の青春』のように直視しづらい展開もありそうです。
1980年に起きた“光州事件”を背景にした超名作ドラマ『5月の青春』↓
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韓国ドラマ 5月の青春

韓国ドラマ『オアシス』レトロな風景や服装、出来事が没入感を高めている

物語の内容はフィクションではあるものの、

  • 登場人物の服装などのスタイル
  • レトロな街の風景
  • デモや民主化運動など劇中で起きる様々な出来事

など、レトロな雰囲気の演出や様々な小道具まで、今の現代とは異なる過去の風景が見事に再現され、視聴者の興味を引いています。

また、キャラクターそのものを演じている俳優たちの演技や素朴な方言などは物語の雰囲気を更に盛りたて、

感性を刺激する演出やデモ運動などの出来事はドラマ視聴への没入感を高めています。

 

白骨団(韓国で1980年代から1990年代までの警察のデモ鎮圧部隊)による鎮圧などの描写もリアルに描かれ、当時の悲惨な様子が垣間見れる作品になっています。

ハン・ヒ監督は「1970年代末から80年代初めまでが作品の舞台だが、80年代の物語が中心となっている。青春という言葉が80年代の韓国の時代と合わさった時、どのような出来事が起こるか気になった」と演出の理由を明かし「フィクションだが、80年代を火花のように生きていった若者たちの物語だ」と、作品について説明した。

友情、愛……激動の時代で運命に翻弄された3人の若者

実の兄弟のように親しい高校生のイ・ドゥハク(チャン・ドンユン)とチェ・チョルン(チュ・ヨンウ)と、2人の前に現れた転校生オ・ジョンシン(ソル・イナ)。

3人の若者の友情と愛の物語を描く本作ですが、序盤で見せた3人の友情が様々な出来事や関係性を通して違う形に変化している様子が伺えます。

それがこのポスター。

韓国ドラマ オアシス 見どころ感想

イ・ドゥハク、オ・ジョンシン、チェ・チョルンの3人の若者がお互い異なる場所で何か(誰か)を見つめている姿が写し出され、

 

  • 顔に傷を負っているドゥハク
  • ブラックドレスを着たジョンシン
  • ダンディなスーツを着たチョルン

このポスターに写る3人の姿は、過去とは全く違う世界を生きている状況を示し、

内なる怒りを秘めたまなざしで見上げているドゥハクの視線に対し、上から見下ろすチョルンとジョンシンの姿からは張り詰めた緊張感を醸し出しています。

チョルンとジョンシンの視線はドゥハクに向かっていると考えられ、3人の視線がぶつかっているようにも見えるし、すれ違っているようにも見えて色々と考えさせられるポスターです。

また、背を向けたような姿で遠くを見ている高校時代のドゥハクのシルエットは、何かに対峙しているような意味深な雰囲気を高めています。

怪物、後悔、嫉妬……韓国ドラマ『オアシス』ポスター画像のセリフが意味するもの

また、

  • イ・ドゥハク(チャン・ドンユン)
  • チェ・チョルン(チュ・ヨンウ)
  • オ・ジョンシン(ソル・イナ)

3人が1人ずつ写っているポスターには意味深なセリフが書かれています。

韓国ドラマ オアシス 考察 感想

顔に傷を負い、怒りを滲ませながら椅子に座って上を見上げるイ・ドゥハクの姿はまるで一匹の獣のように感じられ、

ポスター画像には「怪物が正常な世界、君だけが僕のオアシスだった」というキャッチコピーがあります。

パク・ケムチ
これは、ドゥハクが“怪物”になってどんなことをしてでも守りたかったジョンシンへの“初恋への気持ち”が現れているのではないでしょうか。

韓国ドラマ オアシス 考察 感想

華やかなドレスを着たオ・ジョンシンのポスター画像では、「あの時なぜ、あなたの手を離したんだろう…」というキャッチコピーがあり、

キャッチコピー通りの、強い“後悔”が表現され、逃してしまった愛、ドゥハクへの切ない気持ちと表情からは切なさが感じられます。

韓国ドラマ オアシス 考察 感想

また、片手にウィスキーグラスを持ったまま下を眺めるチェ・チョルンのキャラクターポスター画像には「君が僕の家になることを切実に願った」というキャッチコピーがあり、

ジョンシンへの切ない想いと、悔しさやドゥハクへの強い嫉妬がにじみ出ているように感じられます。

 

パク・ケムチ
自分の力だけではどうにもできない現実が3人の関係にどのような影響を与えるのか…、悲惨な事件が数多く起きた激動の時代を背景にした若者たちの姿から目が離せません。

 

  • ドゥハクの身に起きた悲惨な事件
  • 3人の関係性を変えた出来事
  • 自分の力だけではどうにもできない階級社会と葛藤
  • 後悔…嫉妬…、負の感情がもたらす現実

などなど、1980年代の韓国社会風刺ヒューマンドラマとしての見どころは満載で、視聴者の感情を揺さぶる様々な展開や泥臭い人間の心理が描かれています。

韓国ドラマ オアシス

最後に、ハン監督は「特別なメッセージなどはなく、この作品を見て楽しむ瞬間だけでも1日の心配事を忘れて癒やされてほしい。1980年代を覚えている方々には癒やしと平和を届けたい」とコメントしています。

また、主演のチュ・ヨンウは「この時代を経験した方々にとっては思い出を振り返るようになり、そうでない方々には多くを知ることができるタイムマシンのような作品だ」と語り、

ソル・イナは「この作品のおかげで大きな問題は小さく、小さな問題は大きく考えるようになった。人生について考えながら、この作品を見ていただきたい」と伝え、

チャン・ドンユンは「老若男女を問わず共感できる題材とストーリーで、込み上げる感情と面白さ、感動が若者世代にも伝わってほしい」と自身の願いを明かしています。

 

キャスト陣やあらすじなどの情報、実際に視聴した感想を含めた現段階では、

オススメ度150%の作品です。

どんな話!? 韓国ドラマ『オアシス』あらすじ

1980年代、韓国の政治体制が変化し、混乱や社会不安が巻き起こった。

小さな町チョルラドには、 高校時代や10代を乗り切ろうとしている2人の若者がいた。頭の回転の速いイ・ドゥハクとチェ・チョルウンは友人同士。

しかし、オ・ジョンシンという少女がソウルから転校してくると、2人の人生は大きく変わる。

3人は固い友情で結ばれるが、2人の男子はジョンシンに恋愛感情を抱き、恋の鞘当て(一人の女性をめぐり二人の男性が争う)が始まる。

自分たちではどうにもできない強大な力によって若者の人生が翻弄されていく。

さらに、思いがけない事件によってドゥハクの家族は悲劇に取り込まれ、彼は暴力と復讐の道を歩み始めてしまう。

政治の波が最高潮に達したとき、3人は愛の力で乗越えられるのか…

楽天viki『オアシス』より引用

韓国ドラマ『オアシス』相関図

放送開始後、作成でき次第アップ予定。

 

韓国ドラマ『オアシス』キャスト&登場人物紹介

韓国ドラマ『オアシス』に登場する人物とキャストを紹介しています。

主要な登場人物

韓国ドラマ オアシス キャスト

イ・ドゥハク(CAST:チャン・ドンユン)

貧しい家庭の出身だが、努力家で頭が良く人情にも厚いチョンルの親友であり兄貴分。

ソウルから転校してきたオ・ジョンシンに一目惚れをしてしまい、運命的な恋に落ちてしまうが、

運命を左右する思いがけない事件に巻き込まれ、波乱万丈で熾烈な人生を迎える。


韓国ドラマ オアシス キャスト

オ・ジョンシン(CAST:ソル・イナ)

素直な性格で、不義に立ち向かう堂々とした勇気もあり、自分の夢に向かって突き進む事ができる強さをもった活発な女性。
ソウルから転校してきた後、ドゥハクとチェ・チョルン、3人で友情と愛情関係を形成し、人生の中で忘れることができない思い出を学生時代につくる。

韓国ドラマ オアシス キャスト

チェ・チョルン(CAST:チュ・ヨンウ)

イ・ドゥハクとは幼い頃からの付き合いで、共に育ってきた兄弟のような仲。

負けず嫌いな性格で全校1位の成績をもつエリートで、欲しいものをすべてを手にしているが、ある1人の少女の心を得ることはできず、嫉妬という感情に苛まれる。

ドゥハクの家族

韓国ドラマ オアシス キャスト

イ・ジュンホ(CAST:キム・ミョンス)

ドゥハクの父親。
愚直で頑固な性格をもち、
チョルンの祖父の下で農作業員として暮らしながら独立したが、恩義を大切に思い家族よりチョルンの家を重視している。
チョルンに迷惑がかからないよう、自分の息子であるドゥハクに対して犠牲を強要する。

韓国ドラマ オアシス キャスト

チョム・アムタク(CAST:ソ・ヒジョン)

ドゥハクの母親でジュンホの妻。

ジュンホの頑固さがドゥハクを苦しめていると頭を悩ませるが、

ドゥハクに対するジュンホの本音を誰よりもよく知っている。


韓国ドラマ オアシス キャスト

イ・ジョンオク(CAST:シン・ユンハ)

ドゥハクの妹で、幼少期の時代とは変わってしまったドゥハクを軽蔑している。

ドゥハクの仲間

韓国ドラマ オアシス キャスト

キム・ヒョンジュ(CAST:ト・サンウ)

ある場所で偶然イ・ドゥハクに出会った後、義理で結ばれた人物。

ソウル大中退で闇の世界に投身した。


韓国ドラマ オアシス キャスト

キム・ギルス(CAST:ソン・テユン)

幼い年齢で脱毛が来て初めて僧侶のようになりすまし、自称少林寺武術マスターというが、本当はウェイター出身。


韓国ドラマ オアシス キャスト

チョ・ソンウ(CAST:)

勉学は苦手だが、ボクシング選手出身で強く、ムードメーカー的な存在。


オ・ジョンシンの周辺人物

韓国ドラマ オアシス キャスト

チャ・クムオク(CAST:カン・ジウン)

光州全羅南道地域の映画独占配給業者兼製作者で、 オ・ジョンシンを気にかける。

ハングル語の読み書きはできないが、話を聞くだけでほとんど覚えてしまう天才的な記憶力を持つ人物。

ジョンシンのことを気にかけ、義理強く太っ腹な女性。


韓国ドラマ オアシス キャスト

ハム・ヤンジャ(CAST:ヒョン・スンヒ)

チャ・クムオクの姪で、女子高時代にはブラスバンドを一緒にしていたジョンシンの親友。
チョ・ヨンピルの歌を作曲することを夢見て、ソウルでジョンシンと暮らし苦楽を共にする。

韓国ドラマ オアシス キャスト

コ・ムングン(CAST:アン・ジョンフン)

チャ・クムオクの執事で、影響力のある映画製作者だと騒がれているものの、ただのチャ・クムオクの部下で、ジョンシンのご機嫌取り。

チョルウンの周辺人物

韓国ドラマ オアシス キャスト

カン・ヨジン(CAST:カン・ギョンホン)

チョルウンの母でソウル大出身。
父親が野党と与党を行き来しながら再選国会議員を務め、裕福に育ち、裕福な家に嫁いだ欲深き女性。

韓国ドラマ オアシス キャスト

ファン・チュンソン(CAST:チョン・ノミン)

保安司准将出身で政権の実力者。
人を騙すこと得意で工作政治に長ける人物。

チョルンの母親ヨジンとは、昔に結婚まで考えるほどの仲だったが、当時野党議員だったヨジンの父親が反対したことで別れることになった。


韓国ドラマ オアシス キャスト

オ・マノク(CAST:チン・イハン)

ファン・チュンソンが地方保安部隊に左遷される時も自ら従い、安企部要員となって検察庁調整官として派遣されたファン・チュンソンの右腕。
チョルンに対して厳しく拷問を加える。

韓国ドラマ オアシス キャスト

チェ・ヨンシク(CAST:パク・ウォンサン)

チョルンの父で木材所を運営する地域有志。

独立運動家の父親と同じように、悪行は見ていられない性格で、
軍事政権に反対して国会議員選挙に出馬表明する。


ギョンジャ(CAST:ハ・ヘスン)

チョルウンの家で働く家政婦

その他の登場人物

韓国ドラマ オアシス キャスト

キ・ヨンタク(CAST:チャン・ヨンジュン)

他校の不良で、チョルンに対して暴行やカツアゲ行為をしている。

チェ・ヨンシクを落馬させるためにファン・チュンソンの工作員になる。


韓国ドラマ オアシス キャスト

ムン・ドンス(CAST:)

野学先生であり、黒工団の労組のリーダー。ソウル大学出身の迷彩就業者。

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韓国ドラマ 5月の青春

以上、韓国ドラマ『オアシス』の見どころ感想&評価、キャストやあらすじ、視聴配信についての作品情報でした。

こちらの記事が参考になれば幸いです。最後まで見ていただいてありがとうございます。

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