こちらの記事では、バレエを通じて老人と青年との友情を描く、「ソン・ガン」主演のヒューマンドラマ『ナビレラ-それでも蝶は舞う-』についてご紹介します。
先に率直な感想を言いますと…、素晴らし過ぎる作品です!!
ストーリー上では現実味のある苦悩も描かれていて、深く考えさせられるとこもありますが、
“忘れていた大切なモノ”や“自分にとっての本当の幸せ”、
心の奥底にある“素直な気持ち”を思い出させてくれる素敵なドラマで、観ていて勇気づけられる作品です!!
もし『ナビレラ』が気になっていたり、視聴するか迷っていたりする人に向けて参考になる情報を盛りだくさんにお伝えしますので、
ぜひ今回も最後までお付き合いください。
原作あり!?『ナビレラ-それでも蝶は舞う-』作品紹介
- 『ナビレラ-それでも蝶は舞う-』作品紹介
(韓国語タイトル、監督、脚本、最高視聴率、放送年月日、公式サイト紹介など…)
※クリックで開きます - 簡単にまとめましたので、載せておきます。
『ナビレラ-それでも蝶は舞う-』 韓国語
タイトル나빌레라 英語
タイトルNavillera 主演 パク・イナン
ソン・ガンジャンル ヒューマン
サクセス時代背景 現代 原作 HUN「ナビレラ」 放送 放送年
(韓国)2021年3月22日 〜 2021年4月27日 放送局
(韓国)tvN 話数 全12話 1話あたりの
放送時間70分前後 最高
視聴率3.679%(最終回) 制作 監督
&
演出ハン・ドンファ 脚本 イ・ウンミ 関連サイト 公式サイト(韓国) 公式サイト(日本)
以上が『ナビレラ』の作品紹介です。
※画像は上記の公式サイトから引用しています。
韓国ドラマ『ナビレラ-それでも蝶は舞う-』あらすじ
踊りに夢を見出した70歳の老人と、才能あふれる23歳の青年。厳しい現実に直面しながらもバレリーノを目指す2人の間に、やがて強い絆が芽生え始める。
- 『ナビレラ-それでも蝶は舞う-』簡単なあらすじ
※クリックで開きます - 郵便配達員の仕事を定年退職した、主人公の老人ドクチュル(パク・イナン)。通称ハラポジ。
ドクチュルは第二の人生を歩み始めたのですが、家で暇を持て余すばかり…。
ある日、毎日張り合いがない生活を送っているドクチュルは、たまたま通りかかったスタジオで、バレエの練習をしているチェロク(ソン・ガン)の姿を見かけ、
それをきっかけに、ドクチョルは幼い頃に憧れていたバレエを習いたいと熱望する。
一方、チェロクは将来を有望視されているバレエダンサーの卵ですが、日々の生活も相まってスランプにはまっていました。
チェロクのバレエの師匠は、チェロクの気持ちに刺激を与えたいという気持ちを込め、老人のドクチョルにバレエを教えるよう仕向けます。
反発するチェロクは、歳の差のあるドクチュルと、この先どのような関係を築いていくのか……
チェロクはスランプから抜け出せるのか……
ドクチュルはバレエを踊れるのか……
人生を70年も生きてきた老人と、23歳という人生を始めたばかりの若者、2人の交流と夢に向かう姿が描かれていきます。
『ナビレラ』主演キャストはどんな人!?出演作品は!?
ドラマを見る時の一番の決め手になるのは、やはり主演キャストといっても過言ではありません。
ワタシ自身、『ナビレラ』はソン・ガン目当てで視聴し始めました。
もちろん、ドラマのストーリーが自分の好みに合うかも大事ですけど、ドラマを楽しめるか否かは主演キャストで大きく左右されることもありますよね。
こちらのコーナーでは、『ナビレラ』の主演キャストについて少しだけご紹介します。
- 『パク・イナン』(役:シム・ドクチュル(通称ハラポジ)出演ドラマの一覧あり
※クリックで開きます -
『パク・イナン』(役:シム・ドクチュル(通称ハラポジ)
調べによると、パク・イナンは57年の俳優人生の中で、テレビドラマで初めての主人公が2021年の『ナビレラ』。
舞台では主演を務めることもありますが、『ナビレラ』出演までは、ドラマでは演技派の脇役として活躍されていました。
劇中では、芯が強くて人情深く、誰よりもバレエに情熱を傾ける老人ドクチュル役を演じています。
バレエを一生懸命に練習するドクチュルを、とても自然に演じているパク・イナン。
俳優にしてはちょびっと顔が大きいパク・イナンさんと、小顔のソン・ガンさんが並ぶと、その対比が面白いですよね。SNSでも「おじいちゃんが可愛い」という声が多数あります。
「パク・イナン」出演ドラマ一覧
※多すぎるので省略しています。
- 『怪しい三兄弟』2009年
- 『大丈夫!パパの娘だから』2010年
- 『愛を信じます』2011年
- 『マイ・ラブリー・ブラザーズ』2012年
- 『大切に育てた娘ハナ』2013年
- 『伝説の魔女~愛を届けるベーカリー~』2014年
- 『帰ってきて!ダーリン』2016年
- 『マット・ドッグ』2017年
- 『棘と蜜』2017年
- 『がんばれ!プンサン』2019年
- 『素晴らしい遺産』2020年
- 『ナビレラ』2021年
- 『ソン・ガン』(役:イ・チェロク)
出演ドラマ一覧あり
※クリックで開きます -
『ソン・ガン』(役:イ・チェロク)
この投稿をInstagramで見るNetflixのオリジナルドラマ『恋するアプリ~Love Aram~』で大ブレイクした、人気若手俳優のソン・ガン。
まるで漫画から抜け出したようなルックスと、類まれない演技力で人気を集めています。
『ナビレラ』では、バレエダンサーの卵、チェロク役で主演を務め、バレエを通して踊る姿を披露しています。
作中では幼い頃に母を亡くし、父は仕事で地方にいて、都会で一人暮らしするチェロクの寂しさを、ソン・ガンは上手に演じています。
ハラポジと言われる老人ドクチュルと出会い、チェロクの心境に変化が生まれて成長していく姿も、見応えありです。
恋愛ドラマでは見られないソン・ガンの姿や表情にも注目してみると楽しめます。「ソン・ガン」出演ドラマ一覧
- 『カノジョは嘘を愛しすぎてる』2017年
- 『今日、妻やめます~偽りの家族~』2017年
- 『真心が届く~僕とスターのオフィス・ラブ!?~』2019年(カメオ出演)
- 『悪魔がお前の名前を呼ぶ時』2019年
- 『恋するアプリ Love Alarm』2019年
- 『Sweet Home〜俺と世界の絶望〜』2020年
- 『恋するアプリ Love Alarm シーズン2』2021年
- 『ナビレラ〜それでも蝶は舞う〜』2021年
- 『わかっていても』2021年
- 『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能!?』2022年
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最高傑作!?韓国ドラマ『ナビレラ』“見どころ”を⑤つ紹介
大号泣必至!!
人生の学びがある、バレエを題材にした韓国ドラマ『ナビレラ-それでも蝶は舞う-』の見どころを少しだけご紹介します。
『ナビレラ-それでも蝶は舞う-』を見るか見ないか悩んでいる人や、まだ視聴途中の人は、是非ここから先の内容を見て参考にしてみてください。
①ドクチュルとチェロク、世代を超えた友情に心打たれる
主人公のドクチョル(70歳)とチェロク(23歳)は歳の差が大きいですが、バレエをきっかけにお互いを尊重し合い、
対等に接しようと歩み寄る姿に胸を打たれ、見ていてすごく好感が持てます。
初めのうちはドクチュルに反発するチェロクでしたが、家族のように扱ってくれるドクチョルの温かい人柄に、
チェロクが心を開いていく姿は見ている側も心がほっこりしてしまいます。
ナビレラではそんな2人の“世代を超えた友情”の素敵な場面がいくつもあるので、ドラマを見ながら、お気に入りのシーンを探してみて下さい。
②涙なしでは観られない!!メッセージ性の強い作品!!
韓国ドラマ『ナビレラ』は70歳と23歳の2人が主人公でバレエを題材にしたドラマですが……、
ただバレエを踊っているだけでもなく…
おじいちゃんと青年が、ただただ友情を築いてるだけでもなく……
バレエと言うものをきっかに、二人が成長して羽ばたく姿を描き、そこにメッセージ性が強く込められている作品だと感じました。
バレエを題材に、“人生の幸せな生き方”と言う強いメッセージが込められているのも『ナビレラ』の見どころです。
- 70歳という年齢では厳しくも、バレエに再挑戦するドクチュルの姿
- 困難な境遇であっても、元気でいればやりたいことができること
- 歳の差など関係なく、互いに信じ合える本当の友情は築けること
- 言葉だけじゃなく、行動(バレエの踊り)で想いを伝えられること
などなど…、たくさんの気付きがあり、「挑戦」「支え合い」「自分にとっての幸せ」そんな事がドラマを通してメッセージとして伝わってくる作品で、
作中では胸が熱くなることも多く、涙なしでは観られないシーンがたくさんあります。
③ハラポジ(ドクチュル)の言葉に勇気づけられる!!※名言あり
ドクチュルは人生の先輩として、チェロクや孫のウノ、自分の子供たちが落ち込んでいる時に、そっと励ましの言葉をかけます。
彼の言葉や、その言葉にまつわるエピソードは、観ている視聴者も心揺さぶられる内容で、胸が熱くなること間違いなし!!
ワタシと同じような気持ちになっている人が結構いるみたいで、「おじいちゃんの言葉がささる」といった声をSNSでもよく見かけます。
人生で立ち止まった時に、説得力のあるドクチュルの言葉を思い浮かべると、きっと勇気づけられるでしょう。
目標が定まっていなかったり、何かを始めるのに躊躇していたりする時に、そっと優しく背中を押してくれる作品が『ナビレラ』です。
個人的に好きだった『ナビレラ』の名言を少し紹介
- 「自分自身が惨めだと思った瞬間、人は惨めになる。」
- 「順風満帆な人生を送れたらいいだろう。だがな、つまずいたって構わん、大丈夫だ。じゅうぶん頑張ったのだから、そうだろ?」
- 「楽しいだけなのはただの趣味。楽しくて幸せだけど、怖くて緊張し…失敗すると悔しいし腹が立つのは、それは夢だから。」
- 「準備が出来るまで待つな。私の経験上、完璧な瞬間は一生来ない。まずスタートを切れ。たとえ準備不足でも飛び込んでみろ。」
- 「本当に怖いのはやりたいことを思い出せなくなること。だから今この瞬間が大切なんだ。」
- 「私が前に言った事を覚えてるか?君も舞い上がれるんだ」
何歳になっても新しいことにチャレンジしようと思えばできるし、自分の弱い心に打ち勝とうと諦めないドクチュルの強い心に感服する人も多いはず!!
心が折れそうになった時でも、誰に何を言われようとも、自分の信じた道に向かってコツコツとひたむきに進んでいく事の大切さが伝って勇気をもらえます。
④ソン・ガンのカッコ良さは“わかっていても”スタイルは!?
『Sweet Home』や『恋するアプリ~Love Aram~』、『わかっていても』や『気象庁の人々』などに主演のソン・ガンは、
パッと見ただけでは小顔で美しく、線の細いイメージが強い人も多いかもしれませんが……、
肌を露出したソン・ガンは、かなり筋肉質だということが『ナビレラ』のバレエの練習着姿で知ることができます。
パッと見は可愛らしいお顔だから気付きにくいですが、しっかりと鍛えている事がドラマを通して分かりますし、肩から腕にかけての筋肉もかなり素晴らしいです。
ソン・ガンに興味がある人は、ぜひ彼の筋肉にも注目してみてください。
韓国ドラマ『わかっていても』の見どころ&感想↓
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⑤本当に踊っていた!?ドクチュル(ハラポジ)とチェロクのバレエ姿が美しい
舞台はやや雑多なイメージがありしたが……
踊るシーンはとても素敵でした。
青年のチェロク(ソン・ガン)は動きもしなやかで美しく、バックミュージックと合わせて踊るチェロクの姿に、観ていてウットリする人も多いかと思います。
しかし、それだけではありません!!
ハラポジ(ドクチュル)の踊る姿も必見!!
ドラマ終盤に見せる70歳の老人、ドクチュル(ハラポジ)の踊る姿もとても美しいです。
深読のしすぎかもしれませんが、おじいちゃんなのにバレエをするという偏見みたいなものを吹き飛ばし、ドクチュルが“自分らしく踊る姿”に、とても感銘を受けました。
ドクチュルのように老いた状態では、身体を思い通りには動かすことはできませんが、
チェロクへの想いをたくさん込め、自分のできる精一杯の動きと丁寧さで、手先、足先を遠くへ伸ばして踊るドクチュル(ハラポジ)の姿に、とても強いメッセージ性を感じ、観ていて美しいと思えます。
「こうありたい」と、自分が思い描く姿へ向かって踊れている今この瞬間が幸せだと…
2人で踊るシーンに、これこそが『ナビレラ(蝶が羽ばたく)』なんだ!!
と思わせてくれます。
バレエをしている姿も見どころですので、映像も楽しみながら視聴してみてください。
泣けて勇気をもらえる作品『ナビレラ』を最後まで観た感想
はじめは、ただただソン・ガン目当てで視聴したのですが、観ているうちに感情移入して目が離せなくなりました。
そして…
“ドクチュルとチェロクの絆”や夢を追う姿、“真実”を知った時や“2人が羽ばたく姿”、ウノも含めて家族と過ごしているシーンなど…、
『ナビレラ』を観てると涙が止まりませんでした。
こんなに泣けるドラマあるのか!?ってくらい、毎話、胸と目頭が熱くなって目から水が流れます……。
もちろん、救いようのない絶望からの涙ではなくて、悲しみの中に勇気とか希望を与えてくれる、胸の熱くなるような感動の涙です。
ドクチュルの強さと心の暖かさに救われたのはチェロク達だけじゃなく、観ている視聴者も救ってくれていると、本当にそう思えました。
書いてるだけで思い出して泣きそうになります…。
そういえば、ウノ可愛かったなぁ……
『ナビレラ』では音楽もクラシカル調でメロディアスなものも多く、映像やセリフと相まって感動を呼んでくれましたし、
脚本から映像の演出、演技力、全てが調和している作品でした。
そのくらい素晴らしい出来栄えの作品なので、『ナビレラ』を最後まで視聴して本当に良かったです。
『ナビレラ』はこんな人にオススメ!
韓国ドラマ『ナビレラ』は、似たような演出の恋愛ドラマに飽きている人や、感動で泣きたい人にオススメですし…、
自分を奮い立たせたい人、勇気が欲しい人など、“現実で悩み葛藤している人”には特にオススメしたい作品です。
ドキドキやドロドロとは無縁の『ナビレラ』は、地味で穏やかな人生や友情、家族の絆について考えさせられるヒューマンドラマ。
スピード感や華やかさに欠けるので、『ナビレラ』を楽しめるかどうかは人の好みによるかもしれませんが、観ていて損はない“素晴らしい作品”です。
話数が12話と韓国ドラマの作品の中では短めなので、『ナビレラ』が気になる人は一度ご視聴してはいかがでしょうか?
“涙腺崩壊”を覚悟で、ご覧ください。
以上、ソン・ガン主演の韓国ドラマ『ナビレラ』について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
記事を読んで『ナビレラ』に興味を持った人は、ぜひ実際に視聴してみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
今回ご紹介した『ナビレラ』同様、人生にとって大切なものが何かを気付かせてくれる素敵な韓国ドラマ『海街チャチャチャ』もオススメですので、まだ観てない人は要チェックです!!
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