こちらの記事では、Netflixで話題の韓国ドラマ『還魂』の分かりにくい話や伏線の解説や、還魂に出てくる用語もまとめて解説しています。
- 『還魂』の用語解説まとめ
- 『還魂』の伏線、分かりにくい話の解説
意味が分かればどんどん楽しくなるので、韓国ドラマ『還魂』を視聴している人は是非こちらの記事を参考にしてみてください。
読み方や意味は!? 韓国ドラマ『還魂』用語解説
まずは『還魂』によく出てくる専門用語を、ストーリーと絡めて分かりやすく解説していきます。
韓国ドラマ『還魂』登場人物や相関関係については、下記の記事を参考にしてください。
こちらの記事では、全30話で構成される超大作の長編ファンタジーラブロマンス『還魂』のあらすじやキャスト、視聴した感想と見どころを、 できるだけネタバレが少ないように配慮して、情報盛りだくさんでお伝えしていきます。 『還魂』作[…]
『還魂』とは?読み方や意味
まずは『還魂』の読み方ですが、そのまんまで『かんこん』と読みます。
また、意味は『還魂』の字の意味から考えると分かりやすく、
『還』→ かえる、再び、元に戻る、めぐる、引き返す
『魂』→ 人間の肉体に宿る精気、精神
このような意味合いのある漢字なので、肉体に宿った精神(魂)がめぐり再び元に戻る…、といった具合に、
ドラマのストーリーでいうなら、チャン・ガンの魂が王様の身体に入り、王様の魂はチャン・ガンの身体に入り、
そしてまた元の肉体に戻る……という、
魂の入れ替えの事を『還魂』と言います。
『還魂術』とは?
『還魂』が“魂の入れ替え”という意味なので、
『還魂術』は“魂を入れ替えるための術”のことです。
還魂術は『禁術』として扱われているのですが、その理由は、
入れ替えた魂と身体の相性が悪いと暴走モードに入って人間を襲い、人間の気(エネルギー)を吸い取ってしまうようになるから。
また、人間の気を吸うことができなければ体中の水分が抜けて石化して死んでしまうほど危険な術であるため、禁術として扱われています。
『還魂術』を使える人物
この禁術である『還魂術』を使えるのは熟練した術師のみで、
チャン・ウクの父チャン・ガン
ソ・ギョン先生
この2人だけが『還魂術』を使えるようです…。
ただし、それ以外の人物も、水の気からできた黒い粉“追魂香”を使うことで『還魂術』を使うこともできる。
追魂香とは?
氷は火となり、石となり、水となり、氷に戻る…、その時に出た黒い粉が追魂香(チュホニャン)。
氷の石から出た黒い粉は死者の魂を呼び生き返らせたり、『還魂術』のように魂を入れ替えることができる魔法の粉。
また、人の魂を抜き、気を奪うこともできます。
『還魂人』とは? 青いアザが特徴?
『還魂人』もそのままの意味で、“魂が入れ替わった人”の事を指します。
また、還魂人の特徴として、左鎖骨の下あたりに青い痣(アザ)ができるのが特徴です。
ムドクだけ何故か特別で、左上鎖骨のとこに青いアザがなく、目が青くなっています。
『大湖国』の読み方
『還魂』の舞台になるのは架空の国『大湖国』です。
大きな湖の有る国と書いて、
『大湖(テホ)国』と読みます。
『松林』ってなに?読み方は?
『松林』は『ソンニム』と読みます。
テホ国で1番大きい組織が『松林/ソンニム』で、組織のトップはパク・ジン総帥。
創設はソ・ギョン先生。
また、『松林』には、
繐竹院(セジュクイン)という、大湖(テホ)国で最高の医療機関を有し、
精進閣(チョンジンカク)という、術士たちを教育機関する訓練館も有しています。
『松林』に入るには通行証が必要
大湖(テホ)国で最大の組織、松林には結界が張られているため、松林に入るには結界を解くための『礼牌(ヨンペ)』が必要。
一言でいうなら、通行証のようなものです。
また、例外として、イ先生は術で侵入できる様子。
天符館とは?読み方は?
チン・厶が副館長を務める『天符館』は、『チョンブカン』と読みます。
天符館は文字通り、天気を調べて記録する王室直属の機関。
鎮妖院とは?読み方は?
『鎮妖院』は『チンヨ院』と読みます。
鎮妖(チンヨ)院はチン家の敷地内にあり、母系継承を続けているチン家が管理し、
鎮妖(チンヨ)院の扉を開けることができるのは、チン家の女性(ホギョン、チョヨン、ブヨン)だけ。
物語の要でもある「氷の石」で作られた妖品が置かれている。
天下四季とは?読み方は?
天下四季とは、大湖(テホ)国の4代名家の家系に属する子どもたちを呼ぶ言葉。
- “春”はチン家の『チン・チョヨン』
- “夏”はパク家の『パク・ダング』
- “秋”はソ家の公主『ソ・ユル』
- “冬”はチャン家の『チャン・ウク』
麻衣道士(イ先生)とは?
術法の達人イ・チョルは、麻の衣を一年中まとっていることから、麻衣のイ先生と言われている。
繐竹院(セジュクイン)の院長であるホ・ヨムの師匠であり、松林を創設したソ・ギョン先生の弟子。
イ先生はチン家に伝わる鬼狗を連れ出し、還魂人を探している様子が描かれていますが、
ムドクの正体を知るも様子見をし、ウクの手助けをしている。
かなり歳を重ねているが、見た目は若く、術師としてはかなりの高段者。
断根茶で色欲を抑えるが、ドジュの事が気になる様子。
ソ・ギョン先生ってどんな人?
200年前、テホ国の術士たちの争いの発端となったのは「氷の石」。
還魂術に使われる黒い粉『追魂香(チュホニャン)』を作り出すのが氷の石であり、
追魂香は死者の魂を呼び戻して生き返らせ、魂を入れ替えたり、人の魂を抜いて気を奪うこともできる恐ろしい粉。
この『追魂香(チュホニャン)』を求める術士の戦いを終わらせるために、
元となる「氷の石」を封印したのが『精進(チョンジン)閣』(松林)を創立したソ・ギョン先生。
また、麻衣導師(イ先生)の師匠でもあります。
『還魂』ストーリー上の分かりにくかった話や伏線を解説
ここからは、韓国ドラマ『還魂』のストーリー上で分かりにくかった部分や、伏線の解説をしていきます。
※軽いネタバレや個人的な解釈あり
ウクの父親、『チャン・ガン』って何者? “王様との関係”は?
『チャン・ガン』は天符館の館長で、ウクの父親。
また、大湖(テホ)国で最高クラスの術師でもある。
チャン・ウクの父である『チャン・ガン』は、後継ぎのいない余命僅かな王様に頼まれ、7日間だけの約束で王様と自分自身(チャン・ガン)を還魂するが、
還魂してチャン・ガンになった王様は、あろうことかチャン・ガンの妻トファのもとに向かい、後継ぎのための子作り活動をしてしまう。
その後、チン・厶の助けで自分の肉体を取り戻したチャン・ガンは、息子のウクをパク・ジンに預け、失踪している。
ウクが気門を塞がれた理由
チャン・ウクは生まれてすぐ、“還魂術”を編み出した父親のチャン・ガンに気門を閉じられ、術も使えず軟弱で縛られた運命に苦しめられていました。
ウクが気門を塞がれた理由は、チャン・ガンと肉体が入れ替わった先王コ・ソンの子供という理由から。
もしウクが正式な後継者だと世に知られてしまえば、王室はウクの命を狙う可能性があるため、
ウクが普通の人として生きられるように気門を塞いだのです。
ナクスがムドクの身体に入れた理由
本来なら、魂と体が合わなければ還魂人は暴走して石化してしまうはずが、
軟弱なムドクの身体に入ったナクスは“換水”の域に達しているため、還魂人になっても暴走を制御できる。
また、ムドクの体にはナスクとムドクの魂が存在していると考えられる描写があるため、盲目のムドクの魂と何か関係がある様子。
チン家の長女、ブヨンとは?
封印された「氷の石」を10年前に取り出したのが、失踪中であるチン家の長女『チン・ブヨン』。
ブヨンは産まれながら盲目なのですが、水の気を感じられる神力を持った人物。
天附官の副官主チン・ムはブヨンの能力を利用し、「氷の石」を手に入れた後に始末していたはずだったが、ブヨンは“ムドク”として生きていました。
チン家の家紋がある眼帯を持っているソイとは?
正体がバレるのを避け、ムドクとしてサリ村でひっそりと暮らしていたブヨンと一緒に過ごしていた人物が、詐欺師のソイ。
チン家の家紋が入った眼帯を持っている事から、チン家の長女であるブヨンを連想させてしまうが、盲目ではない。
生き延びるため、ブヨンになりすましてチン・ムに協力している。
韓国ドラマ『還魂』登場人物や相関関係については、下記の記事を参考にしてください。
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以上、韓国ドラマ『還魂』の分かりにくい部分や伏線、用語の解説でした。
こちらの記事がドラマ視聴の参考になったなら幸いです。最後まで見ていただき、ありがとうございます。